リスクとチャンスは表裏一体!いつまで経ってもリスクの恐怖で行動できない理由

どうも天村です!
今回は、リスクとチャンスは表裏一体!いつまで経ってもリスクの恐怖で行動できない理由というお話しをします。
投資は大事と理解しているけど、リスクが怖くて行動できない!とか、今はコロナバブルで株価も上がっているのでチャンスなのに、いつバブルが崩壊するか怖くて投資できていないという人は多いと思います。
リスクとか恐怖心というのを正しく理解していないと、それに遮断されてしまって行動していくことが難しくなっていきますので、リスクの恐怖で行動できない理由を把握しておきましょう。
投資による5つのリスク
投資におけるリスクといえば、代表的なものに「お金を失う」ということが挙げられます。
ですが、それ以外にもリスクはあって、そのリスクによって投資ができないという人は多いと思います。
考えられるリスクを潰していくことで、投資行動ができる可能性が高くなりますので、1つずつ見ていきましょう。
1.お金を失うリスク
まずは代表的なリスクが「投資に失敗してしまってお金を失う」というリスクです。
この理由が怖いから投資をしない人が多いんじゃないでしょうか。
ここに関しては、投資をする以上、永遠についてまわります。
投資というのは、「未知の未来にお金を託すこと」です。
ですので成功することもあれば、失敗することもあります。
失敗すればお金を失いますが、代わりに得るものもあります。
それは経験です。
経験というのは行動した人にしか与えられない特権で、これはいくら専門書や専門サイトをググっても手に入れることができない宝物。
知識武装ばかりして、行動できない人には、絶対に入手できないものなんですが、知識よりも大事なものです。
知識と経験が合わさることで、「知恵」になり、そしてこの「知恵」をたくさん持っていれば、それを現金化することができるようになります。
知識だけ持っている人が、なかなかお金持ちになれないのは、行動から得た経験と、すでに持っている知識を掛け合わせることができないから、お金を生み出せていないだけです。
得るはずだったお金を失うリスク
お金を失うリスクというのは、往々にして「目先のお金を失う恐怖」だと思います。
そうではなくて、投資をしないことによる「本来得るはずだったお金を失うリスク」にも、目を向けるべきです。
投資をしない:プラスマイナス0
投資をして失敗し離脱:-100万
投資をして失敗のち成功:-100万 → +2,000万
ものすごく簡単に表すと、こんなイメージです。
で、ここで大事なのは、一番損しているのは、じつはプラスマイナス0の「投資をしない」を選んでいる人です。
なぜかというと、本来得るはずだったお金の2,000万円を得られていないので、プラスマイナス0のように見えて、「実際は-2,000万円」という状態だからです。
「それだったら投資をして‐100万になって脱落した人のほうが損してるじゃないか?」と思ったかもしれませんが、そうではありません。
たしかにお金だけを見たときには損していますが、この人は投資をしていない人が得ることのなかった「経験」を得ています。
やがてそれを「知恵」へと昇華させれば、その後にお金を得るチャンスが来るから、投資をしていない人よりも損していないのです。
2.時間を無駄にするリスク
投資をしたとしても、いろんなことを学ばなければいけない。
成功する保証もないのに、それに時間を掛けるのは無駄なんじゃないだろうか。
そう思って、時間のリスクを気にして投資をできない人もいます。
お金を得るチャンスよりも、時間を失うリスクを気にするような方の場合は、「お金 < 時間」という考えをお持ちだと思います。
そういう場合はシンプルに、「時間を掛けなくていい投資」をすればOKです。
投資信託であれば、運用はプロに任せるだけなので、「銘柄選び」と「毎月の積立金額」を始めに決めるだけで、あとは基本的に放置。
毎月設定した金額を自動的に積み立ててくれるので、まったく時間を掛けることなく資産を増やすことができます。
3.快適が損なわれるリスク
「なんか面倒くさいから・・・」
こういう理由で投資をしない人がいます。
もちろんこれは投資だけではなくて、すべての行動に当てはめることができる「言い訳」なんですが。
圧倒的大多数の方が、「しなきゃな」と頭の片隅で理解しつつ「めんどっ!」となっちゃって、行動しません。
この理由は1つで、なんだかんだ文句を言いながらも、「今が快適」だからです。
人間はつねに「快適な場所に居続けようとする生き物」です。
ただし、そこにいる限り「変わらない安定」はあるのですが、「人生の充実」はありません。
新しい刺激もなく、淡々と同じ毎日が続くだけなので、つねに愚痴を言い続けるだけで、責任は自分以外の他に求めます。
それでも「変わらない安定」があるので、なかなかそこから抜け出せません。
新しいことを始めるというのは、快適が損なわれるリスクをはらんでいるので、抜け出せないのです。
4.獲得できないリスク
残り2つのリスクは、「やらなかったことで起こるリスク」について見ていきましょう。
じつはこっちの方がリスクの度合いは大きいので、「さっさとやっちゃいましょうよ」と僕は声を大にして言いたい部分でもあります。
まずは「獲得できないリスク」
これは先程もちょっと出てきた「本来得るはずだったお金を得られないリスク」のことです。
投資をしていれば「お金」を得ることもできますし、「経験」を得ることもできます。
そしてその「経験」を得ることができれば、もともと持っていた「知識」と掛け合わせることができて、そして「知恵」が生まれます。
この「知恵」を保有していれば、それを使ってマネタイズ(現金化)することができるので、いつでも「自分が望むときにお金を得ることができる」ようになります。
投資をしないということは、その権利を初めから放棄するということと言っても過言ではありません。
本来だったら、獲得できないリスクのほうが恐れるべき!なんですが、多くの人は「前半3つの『損失のリスク』」ばかりに目を奪われてしまっています。
5.行動しないリスク
最後のリスクが一番、恐ろしいです。
行動しないという選択肢を選ぶことは、人生の可能性を自ら抹殺していくことに他なりません。
一度、鳥かごに入れられた鳥は、もう自らかごを開けて大空に飛び立とうとは、しなくなるようです。
僕達は子供のころから「社会のレールの上」を歩かされてきました。
まずは親によって。
続いて幼稚園や保育園によって。
やがて小学校、中学校、高校、そして人によっては大学と。
そして社会に出てからは、今度は社会のレールに乗せる側に役割がシフトします。
社会というのは、行動しない人間育成所です。
正しく表現するなら、「国のために行動する人間を作っていく場所」であって、自らの人生を良くするために行動していく人間を作る方法や手段は教えてくれません。
行動しないリスクを教えてくれた先生がいますか?
上司がいますか?
きっといなかったと思います。
社会が訴えてくる行動といえば、理由もなく「やりなさい」とだけ言われて、ただただ押し付けられた宿題や仕事だけだと思います。
行動するリスクと行動しないリスクを天秤に
ここまで5つのリスクを紹介してきましたが、前半3つの行動するリスクと、後半2つの行動しないリスクを、自分の中で天秤にかけてみて、「やる」か「やらない」かを選んでいただければと思います。
自分の人生なので、自分で選びましょう。
はっきり言って今の時代は、本当にそれすら決めれない人が多すぎます。
そういう状態になりやすい時代ですし、それはコロナが来たことでよりより顕著になったと思います。
行動する人はますます行動していって、行動できない人はますます縮こまって固まる。
差は開いていくばかりで、当然ですが行動する人は、お金稼ぎも上手ですので、それが貧富の差として直結してきます。
お金がすべてではありませんが、お金がないことによって人生の選択肢や可能性が狭くなるのは事実。
どうせ一度の人生ですから、選択肢は多いほうがいいですし、可能性は無限大のほうが良くないですか?
ではまた!